阿武隈急行線2022年11月30日までのラストラン!!~8100形A-3号車引退~

阿武隈急行線

阿武隈急行線、昭和63年7月の全線開業当時から活躍していた8100形A-3号車が2022年11月末をもって運用を離脱、引退する事となりました。

目次

阿武隈急行線とは

槻木駅(宮城県柴田町)から福島駅(福島県福島市)までを結ぶ私鉄(第三セクター鉄道)です。
全長54.9km、計24駅を結んでいます。
通常は2両編成で運行されており、朝夕の時間帯のみ、梁川(やながわ)駅と仙台駅との直通運転が行われています。
※基本は槻木駅での接続運転のみ

直通運転

梁川駅 6:12→仙台駅 7:34
仙台駅 7:53→梁川駅 9:18

梁川駅 16:51→仙台駅 18:10
仙台駅 18:21→梁川駅 19:39

途中停車駅

スクロールできます






































過去の災害/復旧に関して

・2022年3月に福島県沖で発生した地震の影響により、全線不通。
ホーム上の変形などを確認。
同6月全線運転再開。

・2019年10月に大雨(台風19号)の影響により、全線不通。
ホーム流出、沿線の土砂流入、流出等多くの被災箇所を確認。
2020年10月全線運転再開。

非常に小さな町を繋ぐ路線で、ご利用になる方は決して多いとは言えないかもしれません。
東日本大震災以降、新型:AB900系の導入なども進める中でも多くの自然災害に見舞われました。
開業当時から34年間活躍していた車両を見ることが出来る最後の機会になるかもしれません。
ぜひ、一度ご乗車になってみてはいかがでしょうか?

ラストランについて

発着ホーム:仙台駅

阿武隈急行線公式サイトより

阿武隈急行線の公式サイトではこのような発表がありました。通常直通運行と同時刻(ダイヤ)です。

その場合

  • 朝時間帯仙台駅6番線発着
  • 夕時間帯仙台駅5番線発着

となります。
※土曜・休日と12月30日~1月3日は列車名〔ホリデー宮城おとぎ街道号〕として運転

なぜ梁川駅発着なのか?

梁川駅南側には阿武隈急行本社のほか車両基地があります。そのため梁川駅発着としています。

もちろん、仙台⇔福島間では”東北本線経由”での直通運転もあるため、わざわざ阿武隈急行線を通っての福島駅までの直通運転の必要性がないためです。

福島駅⇔槻木駅間の全線を通して運転する列車は以前にありましたが、台風19号被害より全線通し運転列車は消滅しました。災害や輸送障害時に遅延や運休の拡大を抑えるため、車両運用を槻木駅⇔丸森駅、丸森駅⇔梁川駅、梁川駅⇔福島駅の3区間に分けているようです。

過去の様子

阿武隈急行線公式YouTube→阿武隈急行線公式チャンネル
昨年冬(2021年冬:12月13日)のA-1号車の引退&ラストランの様子

8100系(AM8101形、AT8102形):日本車輌製造

運行期間:1988/02 〜 2021/12

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この記事を書いた人

地方在住20代。
趣味の一環としてブログを開始。
旅やごはんに関することを中心に発信しています。
地域の良さに気付いて欲しい、様々な地域を訪れてほしいという思いでいっぱいです。

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