【第3弾】特急ひたち・ときわに使用されるE657系の運用はどうなっている?

2023年現在、リバイバルカラーの運行が続いている特急ひたち・ときわ(E657系)ですが、在来線特急に非常に魅力を感じており、微力ながら魅力を発信していきたい、ぜひ乗っていただきたいと考えました。

そのため今後数回に分けて、”常磐線特急”に関して発信していきます。
今回はその第3弾です!!ご覧いただきありがとうございます!!

是非第1弾、第2弾もご覧いただけると嬉しいです↓↓↓

今回は特急ひたち・ときわに使用されている、E657系の運用についてまとめていきたいと思います。

実施に見たことや、皆様が写真を上げてくださっている様子、また様々なサイトを参考に個人的に作成したものです。※一部臨時便や故障、自然災害の影響により変更になる可能性があります。確実に記載通りの運行であると言い切れるものではないため、ご了承下さい。

目次

点検周期について

小規模点検

仕業検査や交番検査などと呼ばれることのある日常的に行われる点検は、勝田車両センター内で行います。
基本的には目視による検査であったり、打音検査、容易に部品の交換が可能なもの(ブレーキパッド等)の交換を行ったりします。

大規模点検

台車検査や全般検査、重要部検査などと呼ばれることのある数か月おきなどに行われる大規模な点検は、基本的には福島県郡山市にある、郡山総合車両センターで行われます。
マザーベースでないと、車体を持ち上げるジャッキや細かな交換部品、洗浄の溶剤、再塗装の塗料などがない場所もあるようです。台車と車体を分けて、台車は軸受けなどから、車体は再塗装などを施し、オーバーホールします。
仕業検査などとは異なり、数日~数週間かけて行われるものがほとんどです。

また、例外的に青森県にある車両センターにて車両の改造なども行われています。
最近の例で挙げますと、ワンマン運転化に伴い車両ドア部にカメラを設置する際などは郡山ではなく青森に行くことがあったようですね。

運用について

少し遠回りとなってしまいましたが、これより運用についてまとめていきます。上記では検査体制についてまとめましたが、これにより数日間は連日の運用が可能になっており、逆に数週間の点検のために運用を外れることがあるのです。

運用の本数について

ここでは”運用”と”編成”について分けて記します。

運用…実質的なダイヤ、1つの編成の1日の運行予定
編成…同じE657系の中での組み合わせ方、車両の組成
とし、以下では記載していきます。

運用はおおよそ”15個”あります。つまり、1日あたり15編成のE657系があれば、計66本ある特急ひたち・ときわを運行することが可能になります。

運用の種類について

以下に計15パターンを示しますが、運用の順番などは異なっておりますので、また別の記事でまとめていきたいと思います。
※号数順

運用の順番についての記事はこちら→執筆中

パターン1

東京方面福島方面
ひたち1号
<<品川発>>
(いわき)
(品川)
ひたち
12号
ときわ
65号
(勝田)
(品川)
ときわ
78号
ひたち
27号
(いわき)
<<止>>

パターン2

東京方面福島方面
(品川)
ひたち2号
<<いわき発>>
ときわ
55号
(勝田)
(品川)
ときわ
68号
ひたち
17号
(いわき)
(品川)
ひたち
28号
ときわ
83号
(土浦)
<<止>>

パターン3

東京方面福島方面
(品川)
ときわ52号
<<土浦発>>
ひたち
3号
(仙台)
(品川)
ひたち
26号
ときわ
79号
(勝田)
<<止>>

パターン4

東京方面福島方面
(品川)
ひたち4号
<<いわき発>>
ときわ
57号
(勝田)
(品川)
ときわ
70号
ひたち
19号
(仙台)
<<止>>

パターン5

東京方面福島方面
(品川)
ときわ56号
<<高萩発>>
ひたち
5号
(いわき)
(品川)
ひたち
18号
ときわ
71号
(勝田)
(品川)
ときわ
84号
ときわ
85号
(勝田)
<<止>>

パターン6

東京方面福島方面
(品川)
ひたち6号
<<いわき発>>
ときわ
59号
(勝田)
(品川)
ときわ
72号
ひたち
21号
(いわき)
<<止>>

パターン7

東京方面福島方面
(品川)
ときわ58号
<<高萩発>>
ひたち
7号
(いわき)
(品川)
ひたち
16号
ときわ
69号
(勝田)
(品川)
ときわ
82号
ときわ
81号
(高萩)
<<止>>

パターン8

東京方面福島方面
(品川)
ひたち8号
<<いわき発>>
ときわ
61号
(勝田)
(品川)
ときわ
74号
ひたち
23号
(いわき)
<<止>>

パターン9

東京方面福島方面
(品川)
ときわ60号
<<高萩発>>
ひたち
9号
(いわき)
(品川)
ひたち
20号
ときわ
73号
(高萩)
<<止>>

パターン10

東京方面福島方面
(品川)
ひたち10号
<<いわき発>>
ときわ
63号
(勝田)
(品川)
ときわ
76号
ひたち
25号
(いわき)
<<止>>

パターン11

東京方面福島方面
(品川)
ときわ62号
<<勝田発>>
ひたち
11号
(いわき)
(品川)
ひたち
22号
ときわ
75号
(勝田)
<<止>>

パターン12

東京方面福島方面
ときわ51号
<<品川発>>
(高萩)
(品川)
ときわ
64号
ひたち
13号
(仙台)
(品川)
<<<止>>>
ひたち
30号

パターン13

東京方面福島方面
(品川)
ひたち14号
<<仙台発>>
ときわ
67号
(勝田)
(品川)
ときわ
80号
ひたち
29号
いわき
<<<止>>>

パターン14

東京方面福島方面
※(品川)
ときわ54号
<<勝田発>>
ときわ
53号
(勝田)
(品川)
ときわ
66号
ひたち
15号
(いわき)
(品川)
ひたち
24号
ときわ
77号
(高萩)
<<<止>>>

パターン15

東京方面福島方面
(品川)
<<<止>>>
ときわ86号
<<勝田発>>

パターンとしては上記15種類になります。例えばですが、パターン5のような運用ですと、同じ編成が勝田・品川それぞれで1日3回見ることが出来るため、撮り鉄の方にはチャンスが増えますね。

編成の種類・本数について

特急ひたち・ときわに使用されているE657系は水戸支社勝田車両センターに所属するため、水カツとなり、K○○のように記されています。(Kの部分は空いている記号を取ってくるようですが、たまたまなのか”勝田”のKになっていますね。)

そのため、K○○編成が数十種類あります。編成によっては、製造年、製造工場によって、コンセントの有無や座席の機能などが変わったりすることもあるのですが、幸いなことかE657系は利用する限りでは全体的に大きな差異はないように感じています。(もちろん、車両構造は少々異なり、加減速や電子配列等など微妙に異なる部分があるのかもしれませんが…まぁ利用者としてはほぼ関係ないですね。)

  • K1編成※
  • K2編成※
  • K3編成※
  • K4編成
  • K5編成
  • K6編成
  • K7編成
  • K8編成
  • K9編成
  • K10編成
  • K11編成
  • K12編成※
  • K13編成
  • K14編成
  • K15編成
  • K16編成
  • K17編成※
  • K18編成
  • K19編成

の計20編成です。
※印を付けた数編成が限定カラー(計5色のリバイバルカラー)での運行を行っています。

K1…ブルーオーシャン
K2…イエロージョンキル
K3…オレンジパーシモン
K12…スカーレットブロッサム
K17…グリーンレイク
(各塗装色)

E657系のリバイバルカラー塗装が全色終了し、水戸支社では撮影会を開催しています。
全5色が揃う撮影会は、ものの数分で完売してしまったようで、今後の開催に期待していきたいですね。

JRE MALLトップページ
水戸支社 特設ページ

水戸支社:プレリリース

まとめ

いかがだったでしょうか。鉄ヲタの方々がTwitterなどに情報を上げていることもございますし、一度朝に乗った車両に再度乗車できる可能性などもありますので、気になった方の参考になればと思います!!

今後もコアなところに焦点を当てていきたいと思いますので、是非ご覧いただけると嬉しく思います。

従来のひたち・ときわであれば気になったこともなかったのですが、リバイバルカラーでの運行を行っていますので、ぜひ乗車して頂いたり、気にかけて頂ければと思います!!車両の座席位置による乗り心地への影響はございますが、編成別では大きく変わらないと思っています!!
ぜひ茨城へ、福島へ、常磐線沿線へお越しください!!

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この記事を書いた人

地方在住20代。
趣味の一環としてブログを開始。
旅やごはんに関することを中心に発信しています。
地域の良さに気付いて欲しい、様々な地域を訪れてほしいという思いでいっぱいです。

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